山﨑天の演技はなぜ印象に残る?『デス(青春)ゲーム』あかねの“ヤバさ”と役作りを考察

山﨑天の演技と『デス(青春)ゲーム』あかねのヤバさ、役作りを表現したイメージ画像
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『デス(青春)ゲーム』でドラマ初主演を務める山﨑天さんの演技を見るポイントは、「話すテンポ」「間」「まばたき」「涙」です。

第1話では、内気で不器用な落合あかねが、親友・チアキへの思いを押し殺した状態から、クライマックスで感情をあふれさせます。

山﨑さん本人によると、監督からは話し方のテンポやスピード、まばたきについて具体的な助言があり、ゆっくり話すことで自然に感情があふれたといいます。

「演技が上手い」と一言で評価するより、普段の山﨑さんとは違うゆっくりしたリズムをどう作り、そこから感情がどう外へ出ていくのかを見ると、今回の役作りが分かりやすくなります。

この記事は『デス(青春)ゲーム』第1話・第2話の内容を含みます。
山﨑天さん本人・制作陣の公式インタビューと番組公式情報をもとに整理しています。演技の「上手い・下手」は主観を含み、まばたきや視線一つ一つの演出意図までは公式に明かされていません。

山﨑天の演技を先に整理
ポイント確認できる内容
今回の出演地上波ドラマ初出演・ドラマ初主演
落合あかね内気で不器用な主人公
本人との違い山﨑さんは普段は動きが早く活発。あかねは話す速度も考える速度もゆっくり
監督からの助言まばたきの回数、話すテンポ・スピード、「間」
涙撮影の半分以上で演技として泣いていた
“ヤバい子”山﨑さん本人が、演じる中であかねに感じた印象
第2話の感情ソウスケとの恋の進展を喜ぶ一方、チアキへの後ろめたさも抱える
目次

山﨑天の演技はなぜ印象に残る?

山﨑さんにとって『デス(青春)ゲーム』はドラマ初主演です。本人は、地上波ドラマへの出演も今回が初めてだと公式コメントで明かしています。

ただし、「ドラマ初主演=演技自体が初めて」という意味ではありません。

今回の役作りで本人が具体的に明かしているのが、話すテンポ、間、まばたき、涙です。

見るポイント本人・公式発言で確認できること
話すテンポ監督から話し方のテンポやスピードについて助言を受けた
間十分に間を取ってよいと監督から伝えられ、演じやすくなった
まばたき回数について監督から具体的なアドバイスがあった
涙撮影の半分以上で演技として泣いていた

今回の演技は、涙だけを見るより、あかねのゆっくりした時間感覚を話す速度や「間」でどう作っているかを見る方が特徴を捉えやすくなります。

第1話の涙は「泣く演技」だけではない

落合あかねは、親友・桐生チアキの死を受け入れられず、その死の真相を追っていく主人公です。

山﨑さん自身は、あかねについて「内気で不器用な子」と説明しています。また、自分とは重なる部分がほとんどなく、どう演じるか悩んだとも明かしています。

第1話のクライマックスについて、テレ朝POST(テレアサポスト)は、あかねがそれまで押し殺していたチアキへの思いをあふれ出させる場面として紹介しています。

一方、山﨑さん本人は、ゆっくり話すことで自然に感情があふれたと説明しています。

第1話で見るべきなのは涙の量だけではなく、感情をうまく外へ出せなかったあかねが、押し殺していた思いを表へ出すまでの変化です。

公式の第1話紹介と本人の役作りを重ねると、涙はその変化の一部として見ることができます。

ただし、制作側が「この涙にはこの意味がある」と演出意図まで説明したわけではありません。ここは公式情報をもとにした考察です。

監督が山﨑天に伝えた「ゆっくり」と「間」

山﨑さんはテレ朝POSTのインタビューで、監督からまばたきの回数、話し方のテンポ、スピードについて具体的なアドバイスを受けたと話しています。

さらに、ゆっくり話すことで自然に感情があふれ、「間」を十分に取ってよいと伝えられたことで演じやすくなったと説明しています。

つまり、あかねのゆっくりした話し方は、山﨑さん本人の普段のテンポがそのまま出たものではありません。

少なくとも「話す速度」と「間」は、監督と山﨑さんが役として意識して作っていた部分です。

まばたきについても監督から助言があったことは確認できますが、「この場面では悲しみ」「ここでは緊張」といった一つ一つの意味までは公表されていません。

普段の山﨑天とあかねはどう違う?

ORICON NEWS(オリコンニュース)のインタビューでは、山﨑さんは普段の自分について、動きが早く活発な方だと話しています。

一方、あかねについては、しゃべる速度も考える速度もゆっくりした人物だと捉えていました。

その違いを役作りに反映するため、撮影中だけではなく、普段の生活でもあえてぼんやりする時間を作っていたと説明しています。

山﨑さん自身は普段「間を埋めたい」タイプで、撮影中には監督から「もっとゆっくり」と繰り返し言われていたといいます。

あかねのゆっくりしたリズムは、山﨑さんの自然体ではなく、自分とは違う人物へ近づくために作ったものと整理できます。

あかねの“ヤバさ”とは何?

“ヤバい子”という表現は、記事側があかねを刺激的に見せるために付けたものではありません。

山﨑さん本人が、最初はあかねに「おとなしい子」という印象を持っていたものの、演じるうちに「ヤバい子なんじゃないか」と感じるようになったと明かしています。

その理由として本人が挙げているのが、想像していた以上に感情をむき出しにする場面が多かったことです。

そのため、ここでいう“ヤバい”を「狂気」「凶悪」と言い換えることはできません。

最初はおとなしい人物だと思っていたあかねが、物語の中では想像以上に強く感情を表へ出す。その振れ幅が、山﨑さん自身にとっても意外だったことが分かります。

第2話では「悲しいのにうれしい」が表に出る

あかねの複雑な感情は、第2話になるとさらに分かりやすくなります。

テレビ朝日の第2話公式あらすじでは、あかねは密かに思いを寄せるソウスケとの関係が進展して浮かれる一方、亡くなったチアキへの後ろめたさも抱えると説明されています。

山﨑さん自身も、あかねを演じるうえで特に難しかったのは、こうした感情の「バランス」だったと話しています。

親友を亡くしたことはつらい。しかし、その出来事をきっかけに好きな人へ近づくことができ、少し楽しい気持ちも生まれてしまう。

第2話で描かれた「恋の進展への喜び」と「チアキへの後ろめたさ」は、山﨑さん本人が難しかったと語った感情の二重性と重なります。

あかねを見る時は、「悲しい場面」「恋をしている場面」と一つの感情だけで分けるより、複数の感情が同時に存在する人物として見る方が分かりやすくなります。

制作陣は山﨑天をどう評価した?

後藤達哉プロデューサーは「素直さ・まっすぐさ」を評価

脚本・プロデューサーの後藤達哉さんは、山﨑さんにとって初主演として難しい題材だったとしたうえで、撮影中に壁にぶつかった瞬間もあったと振り返っています。

そのうえで、山﨑さんの素直さとまっすぐさが主人公・あかねに命を吹き込んだと評価しています。

「素直さ・まっすぐさ」を評価したのは後藤プロデューサーです。

倉橋龍介監督は「あかねを体現した」と評価

倉橋龍介監督は、山﨑さんが落合あかねという役に真摯に寄り添い、見事に体現したとコメントしています。

山﨑さんが監督から「もっとゆっくり」と指導を受け、自分とは違う役のリズムを普段の生活から意識していたことと重ねると、細かな指示を取り入れながらあかねへ近づいていったことが分かります。

ただし、「山﨑さんの素直さが、あかねの“ヤバさ”を生んだ」と制作側が因果関係まで説明したわけではありません。

初主演で山﨑天が難しいと感じたこと

山﨑さんはORICON NEWSのインタビューで、演技経験がまだ少なく、主演への不安が大きかったことも話しています。

テレ朝POSTでは、まだ演技について分からないことが多いとしながらも、どこまでも突き詰められるところに面白さを感じたと説明しています。

そのため、「初主演なのに天才」「完成された俳優」と大きな評価を付けるより、普段とは違う話す速度を作り、間を取り、複雑な感情のバランスへ向き合ったことを見る方が、本人が明かした役作りに沿っています。

今後のあかねで注目したいポイント

山﨑さんは、あかねの気持ちは物語の中でどんどん変わっていくと話しています。

  • 復讐が進む中で、ゆっくりした話し方や「間」がどう変わるか
  • チアキへの悲しみとソウスケへの気持ちが同時にある場面で、どの感情が表に出るか
  • 本人が感じた“ヤバい子”という一面がどこまで表れるか
  • 涙が悲しみ以外の感情とどう結びつくか

第1話と同じ「泣く場面」でも、物語が進めば涙の理由は変わる可能性があります。

今後は涙の有無だけでなく、話すテンポや間、複数の感情がどう重なっているかを見ると、あかねの変化を追いやすくなります。

まとめ|山﨑天の演技は「間」と感情の重なりに注目

  • 山﨑天さんは地上波ドラマ初出演・ドラマ初主演
  • あかねは内気で不器用で、山﨑さん本人とは性格やテンポが異なる
  • 監督から、まばたき・話すテンポ・スピード・「間」について助言を受けた
  • 撮影の半分以上で演技として泣いていた
  • “ヤバい子”は山﨑さん本人が使った表現
  • 第2話では、恋の喜びとチアキへの後ろめたさが同時に描かれた
  • 後藤プロデューサーは「素直さ・まっすぐさ」、倉橋監督は役への真摯な向き合い方を評価している

山﨑天さんの演技を見るポイントは、「上手いか」を一言で決めることではなく、ゆっくりしたテンポや間から感情がどう外へ出ていくのか、悲しみと喜びのような複数の感情がどう同居しているのかを見ることです。

本人が最初は「おとなしい子」だと思っていたあかねを、演じるうちに“ヤバい子”だと感じるようになった理由も、こうした感情の振れ幅を見ると分かりやすくなります。

参考・出典

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