2026年8月28日には、
満月と重なるタイミングで
部分月食が起こります。
「日本でも月食が見える?」
「何時が最大?」
「どこなら見られる?」と気になりますよね。
結論から言うと、
8月28日の部分月食は日本国内では見ることができません。
国立天文台暦計算室によると、
食の最大は日本時間13時12.9分。
分単位なら13時13分ごろです。
今回は月がほんの少し欠ける月食ではなく、
皆既月食になる一歩手前まで深く欠ける部分月食です。
この記事では、8月28日の部分月食について、
日本で見えない理由や最大時刻、
観測できる地域まで分かりやすく整理します。
2026年8月28日の部分月食は、日本国内からは観測できません。
国立天文台暦計算室によると、部分食は日本時間11時33.5分~14時52.4分。食の最大は13時12.9分(約13時13分)です。
最大時の食分は0.935。簡単にいうと、月の直径の93.5%に相当する深さまで地球の本影が入り込む、かなり深い部分月食です。
NASAでは、東太平洋、南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカが主な観測地域として示されています。
この記事にはアフィリエイト広告を含みます
この記事で分かること
- 8月28日の部分月食は日本では見えない
- 部分食は日本時間11時33.5分~14時52.4分
- 食の最大は13時12.9分(約13時13分)
- 食分0.935は「月の面積の93.5%が隠れる」という意味ではない
- 皆既月食にかなり近い深い部分月食になる
- 南北アメリカなど海外の広い地域で観測できる
- 8月28日の満月(望)は13時19分
- 次に日本で見える月食は2028年7月7日
2026年8月28日の部分月食は日本では見えない
2026年8月28日に起こるのは、
月の一部が地球の本影に入る
部分月食です。
国立天文台は8月28日の部分月食について、
「日本では見られない」と
案内しています。
北海道なら見える、
沖縄なら見えるといった
地域差がある月食でもありません。
北海道から沖縄まで、
日本国内では今回の部分月食を観測できないと
考えておけばよいでしょう。
「日本の一部なら見える」という意味ではありません。
今回の部分月食は日本国内から観測できないため、国内で観測場所を移動しても見ることはできません。
8月28日の部分月食は何時?最大は13時13分ごろ
国立天文台暦計算室では、
2026年8月28日の月食について
日本標準時で詳しい時刻を公開しています。
半影食の始め
8月28日 10時22.3分
部分食の始め
8月28日 11時33.5分
食の最大
8月28日 13時12.9分
部分食の終わり
8月28日 14時52.4分
半影食の終わり
8月28日 16時03.5分
分単位で覚えるなら、
「8月28日13時13分ごろが最大」と
考えると分かりやすいでしょう。
月が地球の本影に入る部分食だけでも、
約3時間19分にわたって
続く月食です。
食分0.935とは?月の直径の93.5%まで影が入り込む
今回の月食を調べると、
「食分0.935」という
数字が出てきます。
「0.935って結局どのくらい?」と
分かりにくいですよね。
食分とは簡単にいうと、
月の直径に対して、地球の本影がどこまで深く入り込んだかを
表す数字です。
食分0.5なら
月の直径の半分に相当する深さまで、地球の本影が入り込んだ状態。
今回の食分0.935なら
月の直径の93.5%に相当する深さまで、地球の本影が入り込んだ状態。
食分1.0以上なら
月全体が地球の本影に入り、皆既月食になります。
つまり今回の0.935は、
皆既月食になる一歩手前まで深く欠けると
イメージすると分かりやすいでしょう。
「月の面積の93.5%が隠れる」という意味ではありません。
食分は月の面積の割合ではなく、月の直径を基準にして地球の本影がどこまで入り込んだかを表す数字です。
食分0.935でも皆既月食ではなく部分月食
食分0.935まで深くなるなら、
「ほとんど皆既月食なのでは?」と
思うかもしれません。
しかし、今回の天文現象は
あくまで部分月食です。
皆既月食になるには、
月全体が地球の本影の中に
完全に入る必要があります。
今回はそこまで深く入らないため、
国立天文台でもNASAでも
部分月食に分類されています。
部分月食
月の一部が地球の本影の外に残る
皆既月食
月全体が地球の本影に入る
今回の部分月食は、
その境目にかなり近いところまで進む
深い部分月食ということです。
なぜ日本では見えない?月食中は月が地平線の下
今回の部分月食が日本で見えないのは、
天気が悪いからではありません。
月食が進む時間帯に、
日本では月が地平線より下にあり、
観測できないためです。
部分食が始まるのは11時33.5分、
最大は13時12.9分、
部分食が終わるのは14時52.4分です。
半影食まで含めても、
16時03.5分には
すべて終了します。
晴れれば日本でも見える、という意味ではありません。
今回は月食が起きている時間帯に日本から月を観測できないため、国内の天気にかかわらず月食を見ることはできません。
8月28日の部分月食が見える場所は南北アメリカなど
日本では見られませんが、
世界の広い地域では
今回の部分月食を観測できます。
NASAの月食カタログでは、
主な観測地域として
次のエリアが示されています。
- 東太平洋
- 北アメリカ
- 南アメリカ
- ヨーロッパ
- アフリカ
特に南北アメリカは、
今回の月食を観測できる
主要な地域に含まれます。
ただし、観測可能な地域でも、
月の出や月の入りとの関係によって
見られる時間帯は異なります。
「その地域なら最初から最後まで見える」とは限らないため、
海外で観測する場合は
現地ごとの月食時刻を確認してください。
国立天文台とNASAで食分が少し違うのはなぜ?
8月28日の部分月食を調べると、
資料によって食分や最大時刻が
わずかに違うことがあります。
国立天文台暦計算室では、
食の最大が13時12.9分、
食分が0.935です。
一方、NASAの月食カタログでは、
最大が04:14:04 UTC、
食分が0.930とされています。
NASAの最大時刻を日本時間にすると、
13時14分04秒です。
本記事では、日本向けの時刻・食分は国立天文台の数値に統一しています。
そのため、最大時刻は13時12.9分(約13時13分)、食分は0.935と表記します。
8月28日は満月!満月の瞬間は13時19分
2026年8月28日は、
部分月食だけでなく
満月の日でもあります。
国立天文台暦計算室によると、
満月を意味する「望」は
8月28日13時19分です。
月食の最大は13時12.9分なので、
2つの時刻には
約6分の差があります。
つまり、満月になる瞬間と月食が最も深くなる瞬間は同じではありません。
また、月食は満月のときに起こりますが、
すべての満月で
月食が起こるわけではありません。
月の軌道面が傾いているため、
多くの満月では月が
地球の影の上や下を通過します。
8月28日の夜は日本でも満月を見られる?
ここは今回の月食で
特に誤解しやすいポイントです。
「日本で月食が見えない」ことと、「8月28日の夜に月そのものが見えない」ことは別です。
月食は半影食まで含めても、
日本時間16時03.5分には
終了しています。
その後、日本で月が昇るころには
月食はすでに
終わっています。
天候などの条件がよければ、
8月28日の夜には日本でも
満月に近い明るい月を見ることができます。
8月28日の夜に日本で見える月は、月食中の月ではありません。
「8月28日は月食の日だから、夜になれば欠けた満月が見える」という意味ではありません。
この記事にはアフィリエイト広告を含みます
2026年の月食は2回!3月3日は日本で見えた
2026年に起こる月食は、
8月28日だけではありません。
国立天文台の暦要項では、
2026年には月食が
2回あります。
2026年3月3日
皆既月食
日本全国で皆既食が見られた
2026年8月28日
部分月食
日本では見られない
同じ2026年に起こる月食でも、
日本から観測できるかどうかは
異なります。
次に日本で見える月食は2028年7月7日
8月28日の部分月食が見えないなら、
「次に日本で見えるのはいつ?」と
気になりますよね。
次の部分月食は
2028年1月12日ですが、
こちらも日本では見られません。
その次の2028年7月7日の部分月食は、
日本で見ることができます。
国立天文台の資料では、
全国で見られ、
一部地域では月入帯食となります。
次に日本で見える月食は2028年7月7日の部分月食です。
2028年1月12日にも部分月食がありますが、日本では見ることができません。
2026年8月28日の部分月食FAQ
- 2026年8月28日に部分月食が起こる
- 今回の部分月食は日本では見られない
- 部分食は日本時間11時33.5分~14時52.4分
- 食の最大は13時12.9分(約13時13分)
- 国立天文台の食分は0.935
- 食分0.935は月の直径の93.5%に相当する深さまで本影が入り込むという意味
- 月の面積の93.5%が隠れるという意味ではない
- 皆既月食になる一歩手前の深い部分月食
- 南北アメリカなど海外の広い地域で観測できる
- 8月28日の満月(望)は13時19分
- 日本の夜には月食はすでに終了している
- 次に日本で見える月食は2028年7月7日
2026年8月28日の部分月食は、
日本では見ることができません。
食の最大は日本時間13時13分ごろ。
食分0.935という、
皆既月食にかなり近い深い部分月食です。
ただし「食分0.935」は、
月の面積の93.5%が隠れるという
意味ではありません。
月の直径の93.5%に相当する深さまで地球の本影が入り込むと
考えると、イメージしやすいでしょう。
8月28日の夜に日本で見える月は、
すでに月食が終わったあとの月です。
「夜になれば欠けた満月が見える」と混同しないよう注意してください。

コメント