ドラマ『ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班』には原作があります。
原作は堂場瞬一さんの警察小説「ボーダーズ」シリーズです。2026年10月時点で5冊が発売されており、テレビ東京はこの原作5巻をもとにドラマシリーズを作ると発表しています。
では、5冊を全部読む必要があるのか、ドラマは原作の何巻を使うのか。読む順番やドラマとの関係を分かりやすく整理します。
- 原作は堂場瞬一「ボーダーズ」シリーズ全5冊
- テレビ東京は原作5巻をもとにドラマ全体を構成すると発表
- 原作は巻ごとにSCUの違うメンバーへスポットが当たる
- ドラマもSCUの刑事5人全員が主役という作り
- 「原作1冊=ドラマ1話」とは発表されていない
- 第1話は原作第1作と同じ銀行立てこもり事件から始まる
『ボーダーズ』の原作は堂場瞬一の警察小説シリーズ全5冊
『ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班』の原作は、堂場瞬一さんが書いた警察小説「ボーダーズ」シリーズです。
集英社文庫から発売されており、2026年10月時点では第5作まであります。
| 順番 | 原作タイトル | 発売日 |
|---|---|---|
| 1 | ボーダーズ | 2021年12月17日 |
| 2 | 夢の終幕 ボーダーズ2 | 2022年12月20日 |
| 3 | 野心 ボーダーズ3 | 2023年12月20日 |
| 4 | 初心の業 ボーダーズ4 | 2024年12月20日 |
| 5 | 怨嗟の回廊 ボーダーズ5 | 2025年12月19日 |
ここで少し注意したいのが、テレビ東京が使っている「原作5巻をもとに」という言い方です。
これは「5巻目の『怨嗟の回廊』だけが原作」という意味ではなく、これまで発売されたシリーズ5冊をドラマの土台にするということです。

ボーダーズ原作5冊の読む順番は発売順でOK
初めて原作を読むなら、基本は発売順で問題ありません。
というのも、このシリーズはSCUという同じチームを描きながら、巻ごとに違うメンバーへスポットが当たる作りになっているからです。
| 原作 | 特に中心となる人物 | 物語の入口 |
|---|---|---|
| ボーダーズ | 八神佑 | 銀行立てこもり事件と40年前の事件 |
| 夢の終幕 ボーダーズ2 | 最上功太 | 人気バンドがツアーバスごと消える |
| 野心 ボーダーズ3 | 朝比奈由宇 | 特殊詐欺を追う中で事件が広がる |
| 初心の業 ボーダーズ4 | 綿谷亮介 | 過去に取り逃がした殺人犯を追う |
| 怨嗟の回廊 ボーダーズ5 | 結城新次郎 | 結城が長く追ってきた警察内部の事件 |
第1作では八神、第2作では最上、第3作では朝比奈、第4作では綿谷、第5作では結城と、5人それぞれの物語が見えてきます。
これを見ると、ドラマで「刑事5人全員が主役」としている理由も納得しやすいですね。
原作も一人だけをずっと追うシリーズではなく、SCUのチーム全体を少しずつ深く知っていく形になっています。
ドラマ『ボーダーズ』は原作5冊をどう使う?
テレビ東京は、ドラマについて「原作5巻をもとにシリーズを構成し、エピソードごとに5人それぞれが中心となる物語を映像化する」と説明しています。
つまり、原作の5冊をそのまま1冊ずつ順番に映像化するとは限りません。
「第1巻=第1話、第2巻=第2話」ではないという点は押さえておきたいところです。
実際、原作は1冊400ページを超える作品が多く、一つの事件や人物をかなり細かく描いています。
ドラマでは、原作の事件をどのくらいの話数で描くのか、別の巻の要素を組み合わせるのかまでは、すべて発表されていません。
なので放送前から「この巻は第何話」と決めるより、実際の事件や人物を見ながら原作と答え合わせする方が面白そうです。
ドラマ第1話は原作1作目『ボーダーズ』との共通点が多い
第1話については、原作とのつながりがかなり分かりやすくなっています。
ドラマ第1話は、銀行で立てこもり事件が発生するところから始まります。
そこで刺殺された客が、40年間逃亡していた殺人事件の関係者だったことが分かり、SCUが捜査へ入ります。
集英社が紹介している原作第1作『ボーダーズ』も、東京・新橋の銀行で起きた立てこもり事件がスタートです。
被害者の藤岡が40年前の事件で追われていた人物だったことを知り、八神が調べ始めます。
ドラマ第1話のゲスト7人や役どころは、第1話ゲスト一覧で確認できます。
第1話は少なくとも、原作第1作『ボーダーズ』の銀行立てこもり事件を大きな土台にしていることが分かります。
ただし、登場する順番や細かな設定、事件の見せ方まで全部小説と同じになるとは限りません。
犯人や結末をドラマで初めて知りたい人は、原作の詳しいあらすじを読みすぎない方が楽しめそうですね。
原作と同じくドラマもSCUの5人全員が主役
ドラマ版で中心になるのも、警視庁の特殊事件対策班「SCU」の5人です。
主演の沢村一樹さんも公式コメントで「レギュラー刑事5人全員が主役」と話しています。
| SCUメンバー | ドラマキャスト |
|---|---|
| 結城新次郎 | 沢村一樹 |
| 八神佑 | 高杉真宙 |
| 朝比奈由宇 | 玉城ティナ |
| 最上功太 | 水沢林太郎 |
| 綿谷亮介 | 眞島秀和(第4話まで)/中村俊介(第5話から) |
綿谷亮介役については、眞島秀和さんが撮影中のけがで途中降板することが発表されています。
第4話までは眞島さんが出演し、第5話から中村俊介さんが同じ綿谷亮介役を引き継ぎます。
さらにテレビ東京は、第6話・第7話では綿谷の過去や思いに焦点を当てる予定と案内しています。
原作4作目『初心の業』も綿谷を中心にした物語なので、どこまで小説の要素が入るのか気になるところです。
ただ、第6話・第7話がそのまま『初心の業』の映像化だとはまだ発表されていません。原作を知っている人には、放送を見ながら共通点を探す楽しみがありそうです。
公式PR映像でSCUの5人を先に確認できる
原作をまだ読んでいない人は、公式のPR映像を見るとSCUの雰囲気がつかみやすいです。
吉井和哉さんの主題歌「MUJO」が入った90秒PRで、それぞれ得意分野の違う5人がチームで事件を追う様子が見られます。



原作を先に読む?ドラマを先に見る?
原作から読むか、ドラマを先に見るかは、ネタバレを気にするかで決めると分かりやすいです。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 事件の真相を映像で初めて知りたい | ドラマから |
| 人物の背景まで深く知りたい | 原作から |
| ドラマとの違いを比べたい | 原作を発売順に読む |
| 作品が自分に合うか迷っている | まずドラマ第1話 |
原作を読むなら、第1作『ボーダーズ』から発売順に進む方が分かりやすいでしょう。
SCUのメンバー同士の関係も少しずつ積み重なっていくので、いきなり第5作から読むより流れを追いやすくなります。
反対に、ミステリーの犯人や真相を知らずに見たい人は、ドラマから入った方がワクワクできそうです。
僕ならまず第1話を見て、気になったSCUメンバーの原作を追いたくなります。5人のうち誰が好きになるかで、読書の楽しみ方も変わりそうですね。
原作とドラマはどこまで同じ?今わかっている範囲
2026年10月13日時点で、原作との関係について公式から分かっているのは次のあたりです。
- ドラマは「ボーダーズ」シリーズ原作5巻をもとに構成
- エピソードごとにSCUの5人それぞれが中心になる
- 第1話は原作第1作と同じ銀行立てこもり事件から始まる
- 第6話・第7話は綿谷亮介に焦点を当てる予定
一方、5冊をどの順番で使うのか、複数の巻を組み合わせるのか、原作と結末が同じになるのかまでは全部明かされていません。
ここは放送が進むほど見えてくる部分です。
原作と違う場面が出たときも、すぐに良い悪いを決めるより、「どの巻の要素をどう組み合わせたのかな?」と見る方が楽しめる気がします。
『ボーダーズ』は10月16日(金)よる9時スタート
ドラマ『ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班』は、2026年10月16日(金)よる9時からテレビ東京系でスタートします。
通常の放送時間は毎週金曜21時~21時54分です。
各話の放送終了後はPrime Videoで見放題独占配信。TVerなどでは見逃し配信も案内されています。
地域別の放送局や視聴方法を知りたい方は、『ボーダーズ』の放送局・配信先まとめもあわせてご覧ください。
原作を買うか迷っているなら、まず第1話を見てから決めても遅くありません。
まとめ
- 『ボーダーズ』の原作は堂場瞬一の警察小説シリーズ
- 2026年10月時点で『ボーダーズ』から『怨嗟の回廊 ボーダーズ5』まで全5冊
- テレビ東京は原作5巻をもとにドラマシリーズを構成すると発表
- 原作は八神・最上・朝比奈・綿谷・結城と巻ごとに違う人物へスポットが当たる
- ドラマもSCUのレギュラー刑事5人全員が主役
- 第1話は原作第1作と同じ銀行立てこもり事件から始まる
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